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高圧洗浄 塗装前の大事な工程

塗装をする前の大事な工程

外壁塗装における高圧洗浄は、塗装工事の仕上がりと耐久性を大きく左右する重要な工程です。ここでは、高圧洗浄の種類とその重要性について詳しく説明します。

高圧洗浄の種類

外壁塗装で使用される高圧洗浄には、主に以下のような方法があります。それぞれの特徴と用途を理解することで、状況に応じた適切な選択が可能です。

ストレート噴射(一般的な高圧洗浄)

特徴: 高圧洗浄機から水を直線的または扇状に噴射し、汚れを落とす基本的な方法。圧力は通常14.7MPa(メガパスカル)以上で、家庭用(8~12MPa)よりも強力。

用途: 外壁や屋根のホコリ、砂、雨筋汚れ、チョーキング(塗膜の粉化)などの除去に適している。最も一般的で広範囲に使用される。

ポイント: 水圧の調整が重要で、外壁材によっては強すぎると損傷の恐れがある。

トルネード噴射(回転式)

特徴: 水が回転しながら噴射されるタイプで、ストレート噴射よりも強力な洗浄力を持つ。

用途: 屋根や頑固な汚れ(コケや藻など)が付着した箇所に使用されることが多い。ただし、外壁に使う場合は素材の劣化具合を確認し、水圧を調整する必要がある。

ポイント: 強力すぎるため、塗膜や下地を傷つけるリスクがあり、慎重な扱いが求められる。

バイオ洗浄

特徴: 水に特殊な洗剤(アルカリ性や植物由来のものなど)を混ぜて使用する洗浄方法。高圧洗浄の水圧に加え、薬剤の化学反応で汚れを分解する。

用途: カビ、苔、藻などの有機的な汚れがひどい場合に効果的。特に根深いカビを除去するのに適している。

ポイント: 通常の高圧洗浄より費用が高く、薬剤使用による環境への配慮が必要。

高圧洗浄の重要性

高圧洗浄が外壁塗装において欠かせない理由は、以下の通りです。これを怠ると、塗装の品質が大きく損なわれます。

塗料の密着性を高める

外壁に付着した汚れ(ホコリ、コケ、カビ)、古い塗膜の粉(チョーキング)、剥がれかけた塗膜などを取り除くことで、新しい塗料がしっかり下地に密着する。高圧洗浄を省くと、塗料が汚れや劣化した塗膜の上に乗るだけになり、早期の剥がれや膨れが発生する可能性がある。例えば、耐用年数10年の塗料でも、洗浄不足だと2~3年で剥がれるケースもある。

塗装の耐久性を維持する

下地が汚れたまま塗装すると、塗料本来の性能が発揮できず、耐久性が落ちる。特にカビや苔が残っていると、塗装後にこれらが成長し、塗膜を内側から破壊してしまうこともある。高圧洗浄で清潔な状態を作ることが、長持ちする塗装の第一歩。

仕上がりの美しさを確保する

汚れや古い塗膜が残った状態で塗装すると、塗りムラや不均一な仕上がりになり、見た目が損なわれる。洗浄で表面を整えることで、塗料が均一に広がり、きれいな外観を実現できる。

建物の保護機能を保つ

高圧洗浄は「洗う」だけでなく「削る」役割も果たす。古い塗膜を除去することで外壁を一時的に無防備な状態にするが、その後に塗装で保護層を再形成する。これを怠ると、外壁が雨水を吸い込みやすくなり、劣化が早まる。

 

注意点

単独での使用は非推奨: 高圧洗浄だけを行うと、塗膜が剥がれた状態で放置され、かえって外壁が傷みやすくなる。必ず塗装とセットで計画する。

適切な圧力と技術: 水圧が強すぎると外壁材やシーリングを傷つける恐れがあるため、プロの判断が必要。家庭用洗浄機では十分な効果が得られない場合も多い。

近隣への配慮: 水しぶきや騒音が発生するため、事前の挨拶や飛散防止シートが重要。

高圧洗浄は外壁塗装の施工に不可欠な工程であり、種類を使い分けることでさまざまな汚れに対応できます。ストレート噴射で基本的な汚れを落とし、トルネード噴射で頑固な汚れを、バイオ洗浄で有機物を除去するといった柔軟性が求められます。この準備を丁寧に行うことで、塗装の美しさと耐久性が格段に向上し、長期的に建物を守ることができます。

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