外壁塗装 艶あり艶なしとは?
2025.03.26 - Wed
艶ありと艶なしの違い、メリットとデメリット
外壁塗装の「艶」とは、塗料が光を反射する度合いのことで、仕上がりの見た目や質感に影響します。
艶あり: 光沢があり、表面がツルツルとした仕上がり。光を強く反射し、ピカピカした印象を与えます。一般的に「全艶」や「7分艶」などが該当。
艶なし: 光沢がほとんどなく、マットで落ち着いた仕上がり。光の反射が抑えられ、しっとりとした質感になります。「艶消し」や「3分艶」などと呼ばれることも。
塗料メーカーのカタログでは、艶の度合いが「全艶 > 7分艶 > 5分艶 > 3分艶 > 艶消し」のように段階的に示されることが多いです。
艶あり塗装のメリットとデメリット
メリット
- 耐久性が高い: 艶あり塗料は表面が滑らかで汚れが付きにくいため、耐候性や防水性に優れています。長期間きれいな状態を保ちやすい。
- 美観が際立つ: 新築のような光沢感があり、鮮やかで高級感のある仕上がりになる。
- メンテナンスが楽: 汚れやホコリが付着しにくく、雨で自然に洗い流される「セルフクリーニング効果」がある場合も。
- 色褪せが目立ちにくい: 光沢がある分、初期の色味が長持ちしているように見えやすい。
デメリット
- 目立ちやすい欠点: 塗装ムラや傷が目立ちやすく、施工技術が仕上がりに大きく影響する。
- 好みが分かれる: ピカピカした見た目が派手すぎると感じる人もいる。
- 経年劣化が分かりやすい: 艶が落ちてくると、逆に古びた印象を与えることがある。
艶なし塗装のメリットとデメリット
メリット
- 落ち着いた雰囲気: マットな質感で和風建築やナチュラルなデザインにマッチし、上品で柔らかい印象を与える。
- 塗装ムラが目立ちにくい: 艶がない分、施工時のムラや細かい傷が目立ちにくい。
- 経年変化が自然: 艶落ちによる見た目の変化が少ないため、劣化が目立ちにくい。
- 周囲との調和: 艶ありほど主張が強くないため、近隣の建物や自然環境に馴染みやすい。
デメリット
- 耐久性がやや劣る: 表面がザラつきやすいため、汚れや水分が付きやすく、艶ありに比べて劣化が早まる可能性がある。
- 汚れが目立つ場合も: 特に明るい色だと、汚れが付着した際に目立ちやすいことがある。
- 高級感が少ない: 艶ありに比べると、華やかさや新しさの印象が薄れる。
艶ありがおすすめの場合
新築のような輝きを求めている。
メンテナンス頻度を減らし、長持ちさせたい。
モダンでシャープなデザインを好む。
艶なしがおすすめの場合
落ち着いた雰囲気やナチュラルな質感を重視。
周囲の景観に溶け込む外壁にしたい。
塗装ムラを気にしたくない。
「5分艶」や「3分艶」など、中間的な選択肢も人気で、艶ありと艶なしの良いとこ取りを目指せます。塗料によっては艶の調整が可能なものもあるので、業者と相談しながらサンプルで確認するのが確実です。
実際の施工での注意点
塗料の種類: 艶の有無は塗料の性能にも影響するので、使用する塗料との相性を確認。
環境: 海辺や工場近くなど汚れやすい場所では、艶ありが有利。
経年変化: 艶ありは数年で艶が落ちて自然な風合いになることもあるので、長期的なイメージを持つと良い。